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2010.09.06若返り治療の学会 日本抗加齢美用医療学会へ参加してきました。

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こんにちは、なでしこクリニック院長の古田です。

先日の日曜日に、学会で銀座に行ってきました。

日本抗加齢美容医療学会という学会です。

新しいレーザーの紹介と、PRPなどの成長因子を使った若返り治療が主な演題でした。

最新のトピックスを集めていたので関心も高く、満席になっていました。

PRPとは多血小板血漿(Platelet Rich Plasma)の略で、自分の血液を器械で濃縮して、血小板の濃い部分を採取、皮膚に細かく注射して若返りを行うというものです。

どうして血小板を注射して若返りができるかというと、創傷治癒機転と関係があります。

血小板は怪我したときに、怪我の部分に集まって壊れて成長因子を放出します。それにより線維芽細胞などが刺激され、コラーゲンやエラスチンなどを作って怪我の部分の修復を行います。

 血小板を皮膚に注射するとけがをしたときと同様に、注射部位で成長因子の放出が起こり、コラーゲンなどが新生され皮膚の若返りができるということです。

PRPは当院でも行っておりますが、今回の学会で、効果的な注入法のコツなどを教わってきました。

http://www.nadeshiko-clinic.com/medical/prp.php

それ以外の新しい注入療法も報告されていましたが、安全性などの様子をみて、導入するかどうかを決めたいと思っています。

 

2010.08.29「二つの電気メス」(眼瞼下垂手術に必要な技術の紹介)

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こんにちは。なでしこクリニック院長の古田です。

今日は眼瞼下垂の手術についてお話しします。

眼瞼下垂手術は当院で最も多い手術です。

 眼瞼下垂は切開式の重瞼術と同じ皮膚の切り方をしますので、術後に腫れたり、皮下出血したりということが起こります。

当院では、これらを予防するために、二種類の電気メスを使っております。

一つはバイポーラーという止血するためのピンセットのような電気メス。出血した場合に出血点をはさんで電気凝固し、血を止めます。一般的に電気メスはこの機械の事で、他の手術にも良く使用します。

もう一つは、モノポーラーという高周波の電気メスです。

普通の電気メスは、0.5MHzの周波数ですが、当院のモノポーラーは4.0MHzの高周波です。

0.5MHzとは一秒間に50万回の波が起こる周波数、4.0MHzだと400万回の波が起こる周波数です。

電気メスは、細胞に電気エネルギーを与えて、細胞内の水分を加熱し、気化するときに細胞が壊れて組織を切るというのが原理ですが、周波数が高いほど瞬時に気化が起こるため、加熱時間が短く、熱損傷を受ける領域が小さくなります。

したがって、高周波の電気メスは、切れ味がよく、組織の損傷が少なくなります。

以前は、バイポーラだけを使って手術をしていましたが、モノポーラも併用することで、術後の皮下出血や腫れがかなり少なくなりました。

 

 

2010.08.20こどものけがについて

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こんにちは、なでしこクリニック院長の古田です。

さて今日のブログは、子供のけがについてです。

けがの治療は当院が力を入れている診療分野のひとつですが、特に子供のけがは、大人と同じような処置を行う様にしております。

大人の場合は、麻酔を打って、溶ける糸で真皮縫合という中縫いを入れて傷の表面も中もきちんと密着するようにして、傷がきれいに治るようにします。

子供の場合は、麻酔を入れるときの痛みでパニックになってしまい、暴れてその後の治療が十分にできなくなる場合が多いです。

そのためテープで傷の表面をあわせるだけの処置になることも多かったのですが、テープの固定は、浸出液などではがれてしまったり、段差ができたり、傷の接合が不確実であったりし、さらに傷の深いところはあわせられないため隙間ができて傷跡がひろくなりやすい、などの欠点がありました。

 

傷の専門医である形成外科医として、子供のけがに対応するいい方法はないものかと1年くらい考えておりました。

歯医者さんで笑気鎮静器という器械を使って、歯の治療を行って いるということを知り、業者に問い合わせてみると、低濃度の笑気を用いるため安全な器械で今まで大きな事故は1件も無く、美容外科領域でも多く使われているとのことでした。

笑気は吸入すると笑った様になるので笑気といわれるのですが、気持ちもリラックスしてきます。

器械を購入して、子供さんに使ってみると、吸入することでリラックスでき何をされるのだろうという不安も少なくなるのか、麻酔を打っても大丈夫で、しっかりと縫合処置ができました。

笑気鎮静器を導入してから、多くの子供のけがが、大人と同じような処置をできるようになっています。

あまりに気持ちいいので、抜糸の時もやってくださいといわれて、困ったこともありましたが。

 

2010.07.27瞼裂狭小症候群の患者様への対応について

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こんにちは。なでしこクリニック院長の古田です。

最近、暑い日が続きますが、皆様お体の具合はいかがでしょうか?
夏バテにはにんにく注射などのエネルギー補給がおすすめです。
普段の食事では取りにくい栄養をバランスよく補給できます(´∀`)

さて、今日のブログでは、群馬県から瞼裂狭小症候群の患者様が
相談に来られた件について経緯をご紹介します。

瞼裂狭小症候群とは、生まれつき瞼を持ち上げる筋肉の働きが弱く
まぶたをしっかり開けられない先天性眼瞼下垂と、目頭のヒダが大
きく目の横幅が狭くなる瞼裂狭小症が合併した状態で、まぶたの縦横の幅が狭くなる病気です。

 この患者様は、都内の病院を受診されていたのですが、病院の都合で小児病棟が閉鎖となり、手術ができなくなったとのことでした。

(地域医療格差はテレビでもよく報道されますが、このようなことを目の当たりすると、実感しますね)

 この瞼裂狭小症候群の手術は、太腿から腱を移植して額の筋肉とまぶたをつなぎ、まぶたが額の筋の力で開くようにします。さらに目頭をジグザグに切開し、まぶたの幅を正常にします。

今回の患者様は、全身麻酔による手術が必要で、先天性眼瞼下垂を多数行っている、長野県立こども病院形成外科の野口先生に、紹介させていただきました。

なでしこクリニックでも中学生以上の患者様に、日帰りで腱移植による先天性眼瞼下垂手術を行っております。

眼瞼下垂の症状については、こちらから御覧ください。
(リンク:
http://www.nadeshikoclinic.com/medical/gankenkasui.php

 

2010.07.24はじめまして!

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なでしこクリニック院長の古田と申します。

本日からブログを始めます。

なでしこクリニックは、形成外科・美容外科・アンチエイジングのクリニックです。
形成外科の立場から、健康で美しくという抗加齢医学を行っていきたいと思っております。

なでしこクリニックで日々行っている診療の事、スタッフや患者様とのこと、また院長が日々考えていることなどを、綴って行きたいと思います。

HPもリニューアルされましたので、そちらもご覧いただき、形成外科のクリニックが、どんな事をしているかを皆様に知っていただければと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

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